クラビット(Cravit)500mg

有効成分のレボフロキサシンを含有したニューキノロン系の抗菌薬です。

細菌の核酸であるDNAが増えるのを抑制することで、細菌を殺して感染を治療します。

商品説明

クラビットは、ニューキノロン系の抗菌薬です。有効成分のレボフロキサシンを含有しています。

クラビットは、細菌を殺し、感染を治療します。

クラビットの有効成分であるレボフロキサシンは、DNA複製に関与する酵素であるDNAジャイレースおよびトポイソメラーゼIVを阻害することで、細菌の核酸であるDNAが増えるのを抑制します。ペニシリン系抗菌薬・マクロライド系抗菌薬に耐性をもつ肺炎球菌をはじめ、インフルエンザ菌など呼吸器感染症の主要な原因菌に特につよい抗菌力を有するのが特徴です。

効果

適応菌種
本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、炭疽菌、結核菌、大腸菌、赤痢菌、サルモネラ属、チフス菌、パラチフス菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、ペスト菌、コレラ菌、インフルエンザ菌、緑膿菌、アシネトバクター属、レジオネラ属、ブルセラ属、野兎病菌、カンピロバクター属、ペプトストレプトコッカス属、アクネ菌、Q熱リケッチア(コクシエラ・ブルネティ)、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)、肺炎クラミジア(クラミジア・ニューモニエ)、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)

適応症
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、子宮頸管炎、胆嚢炎、胆管炎、感染性腸炎、腸チフス、パラチフス、コレラ、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、化膿性唾液腺炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、炭疽、ブルセラ症、ペスト、野兎病、肺結核及びその他の結核症、Q熱

※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。

用法

通常、成人にはレボフロキサシンとして1回500mg(1錠)を1日1回経口投与する。なお、疾患・症状に応じて適宜減量する。
肺結核及びその他の結核症については、原則として他の抗結核薬と併用すること。
腸チフス、パラチフスについては、レボフロキサシンとして1回500mg(1錠)を1日1回14日間経口投与する。