イソトロイン20mg
世界的に有名なニキビ治療内服薬です。強力な作用で重症・難治性ニキビを治癒し、本来の美しい肌を取り戻します。服用中は肌が赤くなったり乾燥するので、コロナ禍で自粛生活中の今が治療タイミングです。
お薬情報
イソトロイン20mgは難治性のニキビ治療薬であり、ニキビ治療として世界的に有名なアキュティンのジェネリック医薬品です。
服用することで、ニキビ治療で抗生物質を服用しているのに症状がぜんぜん改善しないような、治りにくいニキビもきれいに治すことができます。イソトロイン20mgは、インドのムンバイに本社を構える有名な製薬メーカーであるシプラ（Cipla）社によって製造・販売されています。
イソトロイン20mgは、有効成分としてイソトレチノインを20mg含有しています。イソトレチノインによるニキビ治療は日本ではまだ認可されていないのですが、米国やその他の諸外国ではニキビ治療として一般的に使用されています。
イソトレチノイン製剤は米国のシェア50％を超えるような大人気商品です。服用することで、ほとんどの方のニキビを綺麗にすることができるといわれています。90％以上の方で、ニキビの症状が改善したと報告されています。
日本ではまだ認可されていませんが、イソトレチノイン製剤は海外のニキビ治療のガイドラインではオーソドックスな治療方法で、使用することが強く推奨されています。綺麗に美しい肌を取り戻すだけでなく、再発率を下げることができるのも推奨される理由の1つです。
注意点として、妊婦または妊娠している可能性のある婦人はイソトロイン20mgを服用することができないということです。有効成分のイソトレチノインは、妊婦の方が服用すると胎児にイソトレチノインが移行してしまい催奇形性を引き起こしてしまうことがあります。
そのため、服用している期間中とその後1ヵ月間は妊娠を避ける必要があり、必ず避妊措置を講じるようにしてください。また、妊娠している女性への輸血でイソトレチノインが移行してしまうのを避けるためにも、服用期間中とその後1ヵ月間は献血をすることも避けるようにしてください。
- イソトロイン20mgは、イソトレチノインとして体重1kgあたり0.5～1.0mgを1日量として服用します。
- ニキビの症状がひどい成人患者においては、最大で体重1kgあたり2.0mgまで増量して服用することができます。
- 1日量を2回に分けて食事と一緒に服用するようにしてください。（例：朝・夕食後等）
- 食事と一緒に服用しなければ、イソトレチノインの吸収が著しく低下するので注意してください。
- 15～20週間毎日連続してイソトロイン20mgを服用するようにしてください。
- 治療が終了したら8週間薬の服用を休止して経過を観察してください。
- 症状が再発したら、8週間の休薬期間が終了後に2コース目として再度服用を開始することができます。
以下が、おおよその体重に対するイソトレチノインの1日の服用量です。
体重が40kgの方であれば、1日にイソトレチノインとして20～40mg（1～2カプセル）服用できます。
成人の方であればイソトレチノインとして80mg（4カプセル）服用できます。
日本では、イソトロイン20mgは承認されていないので病院から処方してもらうことができません。
他にも、ニキビ治療として有効成分のイソトレチノインを含有している医薬品は日本では承認されていないので基本的に手に入れることができません。
しかし最近、一部のクリニックでは個別に輸入したイソトレチノイン製剤を高額な料金で販売していることがあります。
美容クリニックから購入する場合、医薬品の代金だけでなく診察料や血液検査料などの余計な料金を請求されてしまいます。
イソトレチノイン製剤を美容クリニックから1ヵ月分購入するのにかかるコストは、お薬代や検査料その他施術を含めると15,000～60,000円程度もかかります。
イソトロイン20mgは、服用することでいくつかの副作用が起こることが報告されています。
- 主な副作用として、皮膚や粘膜の乾燥、浮腫、頻脈、悪心・嘔吐、貧血、関節痛、眩暈、眠気、頭痛、倦怠感、うつ症状等が起こることが報告されています。
- 重大な副作用としては、妊婦または妊娠している可能性のある婦人が服用する場合、胎児に先天異常、流産、早産、死産を引き起こすおそれがあります。
- 服用期間中とその前後1ヵ月間は妊娠を避けなければいけません。
- 男性のニキビ患者がイソトロイン20mgを服用すると、精液中のイソトレチノイン濃度が高くなるおそれがあります。
- パートナーの女性がイソトロイン20mgを服用していなくても服用期間中とその前後1ヵ月間に性行為をする場合は、必ずコンドームの着用等適切な避妊をするようにしてください。
