ビマット0.03%3ml
ビマットは医療用のまつげ育毛剤です。まつげ貧毛症治療薬として、まつ毛をボリュームアップしたい女性を中心に世界中でとても多く用いられています。
毎晩まつ毛の生え際にビマットを塗布することで、太く濃く長いまつ毛に導き、まつエク要らずの目元を叶えることができます。
日本でも販売されているまつ毛育毛剤「グラッシュビスタ」の海外ジェネリック医薬品であるため、グラッシュビスタよりも安価ですが同等の効果を発揮します。
ご参考:通販ディビジョン
ビマットの有効成分はビマトプロスト0.03%です。ビマトプロストは元々は眼圧を下げる緑内障治療点眼薬として開発され、「ルミガン点眼液」という商品名で発売されました。現在もルミガン点眼液は製造販売されており、日本でも緑内障治療に用いられています。
しかし、ルミガン点眼液を使用する緑内障患者の中で「まつ毛の多毛」という副作用が多発したため、この副作用を逆手に取りまつ毛育毛剤を開発しようということでグラッシュビスタが誕生しました。
ビマトプロストにはまつ毛の毛包細胞に働きかけてまつ毛の成長を促進したり、メラニン色素の生成を活性化してまつ毛の色を濃くする作用があります。
16週間の継続使用により、まつ毛の長さ25%アップ・密度106%アップ・色の濃さ18%アップが叶うという研究結果が出ています。また、まつ毛のボリュームアップによって二重まぶたになったという報告もあります。
まつ毛の抜け毛や薄毛にお悩みの方、まつ毛エクステを手放せない方は、是非ビマットを試してみることをおすすめします。
ビマットには、ビマトプロスト0.01%を含有するタイプもあります。効果は穏やかになりますが、副作用の心配が少なくなります。
ビマット(ルミガンジェネリック)0.03%3mlの使用方法は以下の通りです。
- 1日1回就寝前、ビマット1滴を専用アプリケーターもしくは綿棒・メイクブラシに滴下し、上まつ毛の生え際に塗布します。
- 洗顔・メイククレンジング後、水気を拭き取ってから使用してください。
- コンタクトレンズを装着している方は、レンズを外してから使用してください。
- 再び装着する場合は、ビマット使用後15分以上の間隔を空けてください。
- 下まぶたの色素沈着の恐れがあるため、下まつ毛には塗布しないでください。まばたきすることで下まつ毛にも浸透します。
- 使用開始からおよそ2ヶ月で目に見えた効果を実感し、およそ4ヶ月で育毛効果がピークになると言われています。
- 使用を中止すると、次第に元のまつ毛の状態に戻ります。
- ボリュームアップしたまつ毛をキープしたい場合は、4ヶ月目以降は頻度を数日に一度などに減らして継続することをおすすめします。
ビマットの使用上の注意は以下の通りです。
- 衛生面から、専用アプリケーターは使い捨てです。1回使用したら必ず廃棄してください。
- 薬液が皮膚に付着したら色素沈着の恐れがあるため、すぐにガーゼやティッシュで拭き取ってください。
- 1日1回のみの使用にとどめてください。過度に使用すると、副作用の発現リスクが高まります。
- ビマット使用中は、まつ毛エクステ・まつ毛パーマなどの施術を控えてください。
- まつ毛以外の部位には使用しないでください。
- ビマットの含有成分で過敏症の既往歴がある方は、使用できません。
- 妊娠中の方、授乳中の方は安全性が確立していないため使用を控えてください。
- 併用禁忌薬は特にありませんが、他に服用・使用している薬がある方は、事前に医師や薬剤師に伝えてください。
- 目の充血・かゆみ・痛み・刺激感・ドライアイ・角膜障害、皮膚の色素沈着、まぶたが窪むなどの症状が報告されています。
- 特に色素沈着と充血はよく見られる副作用なので注意してください。
- 皮膚の色素沈着は、薬液が皮膚に付着しないように注意することで回避できます。付着してしまったら、すぐに拭き取ってください。
- 充血に対しては、ナファゾリン点眼薬などの充血改善点眼液を併用できますが、症状が強い場合はビマットの使用を中止してください。