フィンペシア1mg(プロペシア)キノリンイエローフリー100錠

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お薬コラム

脱毛抑制・発毛及び育毛をサポートするAGA治療薬です。ロングセラーの人気商品に、添加物のキノリンイエローが含まれていないタイプがいよいよ登場しました。 【新タイプ】フィンペシア(キノリンイエロー・フリー) 新タイプの「フィンペシア」は着色料としてキノリンイエロー(Quinoline Yellow)を含んでおりません。 フィンペシア(Finpecia)は、男性型脱毛症用薬です。有効成分のフィナステリドを含有しています。プロペシアのジェネリック医薬品です。 フィンペシア(Finpecia)は、男性の男性型脱毛症(AGA)の人において、髪の毛が薄くなるのを防ぐ薬です。 フィンペシア(Finpecia)に含有されている有効成分のフィナステリドは、毛乳頭細胞(毛根中)の中にある酵素(5α-還元酵素)の働きを阻害し、男性ホルモン(テストステロン)が脱毛症の原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)に変化するのを抑えて、髪の毛が薄くなるのを防ぎます。 ◆効果 男性における男性型脱毛症の進行遅延 ※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。 ◆用法 男性成人には、通常、フィナステリドとして0.2mg(0.2錠)を1日1回経口投与する。 なお、必要に応じて適宜増量できるが、1日1mg(1錠)を上限とする。 ▶こちらのフィンペシアは『キノリンイエローフリータイプ』です。緑色の箱に見慣れている方が多いと思いますが、ご覧の通りこちらも”色素:Quinoline Yellow”は不使用ですのでご心配なさらないでください。色素アレルギーをお持ちの方も心配なくご使用いただけます。 フィンペシアは有効成分にフィナステリドを含んでおり、AGA(男性型脱毛症)の治療薬として人気の高いプロペシアのジェネリック医薬品として販売されています。そのフィンペシアの中でも、この薬は新しく開発されたものでキノリンイエローフリーとなっています。 キノリンイエローとは、着色料として使用されている添加物の1つです。フィンペシアでは錠剤のコーティング剤として使用されていました。日本では、このキノリンイエローは化粧品などに使用することは認められていますが、体内に取り入れた時の確かな安全性が確認できていないため食品の添加物として使用することは禁止されています。 今まで販売されていたフィンペシアにはキノリンイエローが添加物として含まれていたので、身体の安全面などへの心配もありましたが、今回新しく販売されたフィンペシアはキノリンイエローフリーになっているので、安心して使用して頂けます。 フィンペシアの有効成分として含まれるフィナステリドには、AGAの進行を止め2つの発毛効果が期待できます。フィナステリドには薄毛の原因となる男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)を作る5αリダクターゼという酵素とテストステロンが結合しないようにしてくれる作用があります するとジヒドロテストステロンは作られなくなるので、薄毛の進行を止め、細く切れやすくなっている毛髪が元気を取り戻し、強く太い毛髪に変化していく効果が期待できます。 また、フィナステリドには頭の皮脂の分泌を抑える効果もあると言われており、皮脂によって滞ってしまっていた頭の血行が促進されることで、毛髪をより活性化させる効果が期待できると言われています。 フィンペシア1mg(プロペシア)キノリンイエローフリーの用法用量 通常、男性成人にはフィナステリドとして1日1回0.2mgを服用してください。必要に応じて1mg/日を上限に増減可能です。 上記、1日1回0.2mgでの服用開始は日本で承認されているフィナステリドの用法であり、海外では一般的に治療初期から1回1mgの服用が推奨されています。多くの国内AGA治療クリニックでも海外の用法用量が推奨されています。 1mg/日を服用する際は症状を確認しながら注意して服用してください。 食事の影響を受けないので、食前、食後いつでも服用できます。 飲み忘れを防ぐためには毎日決まった時間帯に服用する習慣をつけることがおススメです。 副作用 軽度の副作用が報告されていますが、ほとんどの方は安全にフィナステリドを服用することができます。 日本で行われたフィナステリドの臨床試験では、4.0%(276例中11例)の方に副作用が報告されました。(試験期間1年) 主な副作用として、リビドー減退1.1%(3例)、勃起機能不全0.7%(2例)等です。 市販後の使用成績調査ではより副作用が起こる頻度は低く、リビドー減退は0.2%、勃起機能不全は1%未満と報告されています。 起こることは稀ですが、全身倦怠感等の肝機能障害があらわれることもあります。 服用してなにか気になる症状があれば速やかに医師・薬剤師に相談するようにしてください。