デキサメタゾン0.5mg30錠(デキソナ)

デキサメタゾンの詳細

デキサメタゾン0.5mg30錠(デキソナ)は、いわゆるステロイドのお薬です。 長時間作用型の強力なタイプのステロイド薬となっており、服用することで炎症をしずめたり、過剰に働く免疫を抑えたりする作用があります。 服用することで主に炎症性の病気、免疫系の病気、アレルギー性の病気などに広く使用されています。例として、膠原病、ネフローゼ、関節リウマチ、重度の喘息、ひどいアレルギー症状、めまい、耳鳴りなどに用いることができます。 2020年10月、トランプ米大統領が新型コロナウイルス感染症にかかった際、ホワイトハウス専属医がステロイド系抗炎症薬「デキサメタゾン」を投与していたことが判明しました。デキサメタゾンは新型コロナウイルスの重症患者に有効とされるお薬として注目を集めています。 参考資料:時事通信 (2020年10月5日掲載) また、厚生労働省は2020年7月21日に、抗ウイルス薬「レムデシビル」に続いてデキソナ (デキサメタゾン) 0.5mgの有効成分であるデキサメタゾンを国内2例目の新型コロナウイルス感染症の治療薬として正式に指定したため現在話題となっています。 参考資料:日本経済新聞「抗炎症薬デキサメタゾン、国内2例目のコロナ治療薬に」(2020年7月21日) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61798210R20C20A7MM8000/ 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症COVID-19診療の手引き 第5.2版」 https://www.mhlw.go.jp/content/000815065.pdf (2021年7月29日) デキサメタゾン0.5mg30錠(デキソナ)の効果・効能 通常、免疫疾患、アレルギー疾患、炎症性疾患など、広い範囲の疾患に用いられます。 また、イギリスのRECOVERY試験の結果、有効成分のデキサメタゾンは新型コロナウイルス(COVID-19)の重量例の死亡を減少させたと報告され、日本でも2020年7月21日に5月に特例で承認した抗ウイルス薬「レムデシビル」に続き国内で2例目の正式なコロナ治療薬として指定されました。 デキサメタゾン0.5mg30錠(デキソナ)の有効成分 有効成分はデキサメタゾンです。 用法と用量 デキサメタゾンとして、通常成人1日0.5~8mgを1~4回に分割経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 抗悪性腫瘍剤(シスプラチンなど)投与に伴う消化器症状(悪心・嘔吐)の場合:通常、成人にはデキサメタゾンとして1日4~20mgを1~2回に分割経口投与する。ただし、1日最大20mgまでとする。 日本のクリニックなどで手に入れる場合 日本では、先発品であるデカドロン錠0.5mgを病院から処方してもらうことができます。 日本の病院から、デカドロン錠0.5mgを30錠処方してもらうのにかかるコストは、 病院の診察料や処方料:3,500~4,500円 デカドロン錠0.5mgの価格:1錠5.7円(2020年4月~)×30錠=約180円 合計約3,680~4,680円もかかります。 保険が適用されて3割負担になっても約1,110~1,410円かかります。
関連タグ:デキサメタゾン コロナ 製薬会社デキサメタゾン コロナ 投与量デキサメタゾン コロナ 副作用デキサメタゾン コロナ 承認デキサメタゾン コロナ 効果デキサメタゾン コロナ 用量デキサメタゾン コロナ 商品名デキサメタゾン コロナ治療薬デキサメタゾン 市販薬デキサメタゾン 市販薬 飲み薬