トリキュラー21

1日900シート売れています!ほぼ100%の高い避妊効果がある他、多重ニキビや多毛症、薄毛にも効きます。偽薬ナシの21錠入りタイプです。

ご参考

女性ホルモンである卵胞ホルモン「エストロゲン」と黄体ホルモン「プロゲステロン」は、女性機能の発達、妊娠・出産、身体機能の維持などに大きく関係している非常に重要なホルモンです。これらのホルモンの増加&減少によって生理周期のリズムが作られ、妊娠出産が成立します。

トリキュラー21は低用量ピルと呼ばれる少量のエストロゲンとプロゲステロンを含有している女性ホルモン製剤です。女性自身で生理や妊娠をコントロールし、パートナーに頼らず簡単に実行できる経口避妊薬です。高い避妊効果があり、正しく服用した場合の避妊率はほぼ100%です。

低用量ピルは3つの部位に作用して避妊効果を発揮します。1番目は卵胞を成熟させるホルモンの分泌が抑えられるため、 排卵が起こらなくなります。これは、低用量ピルを服用して女性ホルモンを体内に取り入れることで、脳下垂体が「女性ホルモンがたくさん分泌されている=妊娠状態」と認識するためです。
2番目は、上記と同様の理由で子宮内膜の増殖を抑えて受精卵が着床しにくい状態にします。子宮内膜は受精卵のベッドになるため増殖して厚くなることで受精卵を着床しやすくする作用がありますが、子宮内膜が薄いと着床しにくい=妊娠が成立しにくくなります。
3番目は、黄体ホルモンの作用によって子宮頚管(子宮の入り口)の粘液を変化させて精子の子宮への侵入を防ぎます。

尚、服用を中止すると脳下垂体は再び卵巣を刺激して排卵を促すようになります。

低用量ピルは排卵を抑制することで卵巣や子宮を休ませてホルモンバランスを一定に安定させるため、避妊以外にも月経困難症、PMS(月経前困難症)、子宮内膜症、更年期障害、難治性ニキビなど多くの治療に対して改善効果を発揮します。

トリキュラーは第2世代3相性と呼ばれるピルで、有効成分として黄体ホルモンであるレボノルゲストレルと卵胞ホルモンであるエチニルエストラジオールを含有しています。

「3相性」はホルモン配合量が異なる3種類の錠剤をシートの順番に従って服用するタイプの薬を言います。生理周期における日々のホルモンバランスの変化に沿って上手いこと作用するよう配合されています。必要最低限のホルモン量で構成されているため、余分な量のホルモンを取り入れることがなく安心です。

トリキュラーを服用するにあたり、頭痛、胸のむかつき、吐き気、下腹部痛、動悸、めまい、乳房の張り・痛み、不正出血、眠気、倦怠感などといった「つわり」に類似した症状が起こることがあります。

これらは低用量ピルを服用することで身体が生理前や妊娠時の状態に近付くためであり、ホルモンバランスの変化で起こるものなのでさほど心配いりません。症状は軽度であることがほとんどで、継続して服用していくと身体が慣れて症状が現れなくなります。

症状が重い場合や一向に改善しない場合は服用を中止して早めに受診してください。

滅多に起こりませんが、重大な副作用として血栓症が稀に報告されています。これは低用量ピル全般に起こりうる重大な副作用です。

血栓症は文字通り血管内に血栓ができて血液が詰まる疾患ですが、部位によっては心筋梗塞など命に関わることがあるので注意が必要です。

息切れ、胸痛、痺れ、激しい腹痛・頭痛、舌のもつれ、視力障害、失神などといった症状が重い血栓症の主な初期症状です。トリキュラー服用後に何らかの明らかな身体の異常をきたしたら、服用を中止してすぐ受診してください。